007 白紙委任状
Category : 日記

図書館でたまたま見つけた
「007・白紙委任状」
そんな題名の007映画はなく、オリジナルの小説。
もちろん007という名に惹かれて借りた笑。
とても面白かった。
ぐいぐい引き込まれていった。
ディティールがとても詳細に描かれているが説明ではなく描写。
頭で理解するよりも速く感覚が突っ走って景色が見えていく感じ。
時々ピアース・ブロスナンやダニエル・クレイグの顔がチラつくこともあるが。
しかし誰だか顔はわからないけれど確実に存在するこの本の中のジェームス・ボンド像は
僕にとっては6代目ボンド。
かなり人間味臭く感じられるボンドがかえって好印象でした。
相変わらずのスマート&タフさではありますが。
昔から全然本読みでなく
小学生の頃は毎月時刻表と「鉄道ファン」読むような感じで笑。
長編は本当に読み続かないのに・・・
毎夜、寝る前の読書が楽しみでした。
早く次を読みたいと仕事の合間も読むなんて、
お恥ずかしいが人生で初めてでは。
全然知らなかったのですが
作者ジェフリー・ディーヴァーは著名なミステリー作家らしいですね。
知らない世界を見せてもらった気分。
本読みでない僕をこんなにも引き込むなんて
僭越ながらすごい作家さんだなって思いました。