Jan Saudek

Category : 日記
小さなチェスキークルムロフの町になんと写真専門のギャラリーがあった。
しかも偶然にもヤン・サウデク(Jan Saudek)展が開かれていた。
彼は現代チェコを代表する写真作家の一人で、15年以上前に京都のPrinzと言うギャラリーでも企画展が開かれたことがある。
 
大学生の頃、それまで鉄道写真しか(!)撮った事の無かった僕が
もっと自己表現をしたく、コンテンポラリー・アートに大いにかぶれだした(!!)頃に
影響されたうちの一人。
彼独自の「死生観」が主なテーマだが、見ているうちにどんどん心にまとわりついて来て、忘れられなかった記憶がある。

当時僕は「忘れたくてもまとわりついてくる様な写真」に魅力を感じていて、
「ただ綺麗なだけで次の日忘れている様な写真」には全く関心がなかった、と云うよりあえて突き放していた。特にただ良く写っていて綺麗なだけの風景写真やポートレートとか(この言い回しが若いなぁ・・・) 

当時は彼を理解したというより「なんだか訳わかんないけどショックだ!」というだけだったけど、訳が解らないなりにも刺激を受けた事は今は良かったと思っている。
そして今回、同じ作品を年月を経てからもう一度見直せた事も本当に良かったと思う。
彼を、自分を見直す意味で、しかも彼の母国で。
今回もやっぱり、絡み付いて来た・・余り進歩していないのかな、僕は?
 

風景と云えば、その昔武田花と言う写真家が篠山紀信が司会する(なんて贅沢な!)「新世紀写真術」の中で、
篠山が「あなたはどうしてそのような『風景』を撮るのですか?」と問いかけた時、
彼女は「私が見ているのは『景色』。『風景』じゃないのよ」と答えていたのを見て「んーっ」と悩んだことがあったなぁ。
そして、おそらく解っていてあえてそんな質問をする篠山紀信に「うーん」と感心したことを思い出した。どーでもいいか・・

 IMG_1303.jpg
 

テーマ : 旅の写真
ジャンル : 写真

Comment

非公開コメント

プロフィール
村川荘兵衛(MURAKAWA SHOHEE)  フォトグラファー

shohee

Author:shohee
「うさぎの国へ
 スコットランドのアナウサギ」
(メディアイランド刊)発売中
http://www.mediaisland.co.jp/item/item166.html

最近の記事
最近のコメント
ブログ内検索
記事一覧

全ての記事を表示する

カテゴリー
リンク
月別アーカイブ
10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  11  10  09  08  07  06  05  11  05  03  02  01  12  11  10  09  08  06  05  04  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  10  09  08  07  06  05  04  03  02  01  12  08  07  05  04  03  02  01  12  11  10  09  08  05  03  02