チェコの田舎
Category : 日記
プラハからリトミシュルへはコーディネーターさんの運転する車で移動した。
高速道路が途中までしか無く、うれしい誤算でカントリーサイドを走る。
本当は気になる街を歩きたいものだが、一応仕事なので目的地を目指す。
コーディネーターさんは僕と違いスピード狂ではなかったので
車窓の景色を楽しんでいた。
しかし時々車を止めて休憩がてら写真を撮ることも出来た。
ほんの20年ほど前は共産主義だった国。しかし、もう20年も経ってしまった。
あれやこれやと勝手に想像していた「旧共産国」というレッテルは、その時代からの
朽ちた建物に少し見るのみだった。
しかし、先進国にすむ者のただのノスタルジィかもしれないが、
なにかゆっくりとしたものを感じた。
うさぎ撮影に訪れるスコットランドよりももっとゆっくりしたものが・・・
気のせいか。
「開発が進んでいないから」という味気ない答えは当然かもしれない。
しかし、それだけでは無い、とてもゆるやかで、素朴な景色があった。
時代は違うが50年ほど前のフランス映画「ぼくの伯父さんの休暇」* で感じられるような
のんきさを連想した。
写真家的には、街の色の彩度が低いから、どぎつい印象が無い?
というよりは、日本が派手すぎるから?
うーん、しかしそれの最も大きな原因は、自分が年をとってしまった事かも。
子どもの頃の自分の身の回りを思い出してしまった。
がたがたの道、塗り壁の家。
チェコの田舎で自分の故郷を思い出してしまった。






* ご興味ある方はご覧ください。スジがあるような無いようなあるような・・・
そんな映画です。最近はレンタル屋さんでも見かけます。
「ぼくの伯父さんの休暇」監督ジャック・タチ

高速道路が途中までしか無く、うれしい誤算でカントリーサイドを走る。
本当は気になる街を歩きたいものだが、一応仕事なので目的地を目指す。
コーディネーターさんは僕と違いスピード狂ではなかったので
車窓の景色を楽しんでいた。
しかし時々車を止めて休憩がてら写真を撮ることも出来た。
ほんの20年ほど前は共産主義だった国。しかし、もう20年も経ってしまった。
あれやこれやと勝手に想像していた「旧共産国」というレッテルは、その時代からの
朽ちた建物に少し見るのみだった。
しかし、先進国にすむ者のただのノスタルジィかもしれないが、
なにかゆっくりとしたものを感じた。
うさぎ撮影に訪れるスコットランドよりももっとゆっくりしたものが・・・
気のせいか。
「開発が進んでいないから」という味気ない答えは当然かもしれない。
しかし、それだけでは無い、とてもゆるやかで、素朴な景色があった。
時代は違うが50年ほど前のフランス映画「ぼくの伯父さんの休暇」* で感じられるような
のんきさを連想した。
写真家的には、街の色の彩度が低いから、どぎつい印象が無い?
というよりは、日本が派手すぎるから?
うーん、しかしそれの最も大きな原因は、自分が年をとってしまった事かも。
子どもの頃の自分の身の回りを思い出してしまった。
がたがたの道、塗り壁の家。
チェコの田舎で自分の故郷を思い出してしまった。






* ご興味ある方はご覧ください。スジがあるような無いようなあるような・・・
そんな映画です。最近はレンタル屋さんでも見かけます。
「ぼくの伯父さんの休暇」監督ジャック・タチ
